寂しくなりました◉
一昨日、お隣のご家族がお引越しなさいました。
幼馴染の実家でした。
私が子供の頃は毎日のように遊びにお邪魔して、絵を描いたりアイドルのレコードを聴いたり、秋にはおばあちゃんの畑で採れたじゃが芋を蒸してもらったものをおやつにいただいたりと、とてもお世話になったご家族でした。
お父さんお母さんも年齢を重ねて、家の周りの管理などが負担になってきていたそうで、お庭の手入れまでは体力がもたなくなったんだよね。と、仰っていました。
実際にお隣の皆さんが居なくなって、ピカピカに磨かれた窓越しに、何もないお部屋を見るのは、とても寂しいものです…
自分の体温が少し下がってしまったように感じます。
お引越しの前日にご挨拶に伺った時に「こちらこそお母さんから娘たちが手芸を教えてもらったりして、お世話になったのよ、お母さんにお礼を伝えてね」とお話しをしていただいて、そういえば昔フエルト手芸が流行した時に、幼馴染とマスコットを作ったりしたなぁ…と、古い記憶が蘇りました。
もう何十年もすぐ近くにいらっしゃった方々の新しい門出に、幸せを強く願いました。
ちょっと寂しい気持ちになっています…
お隣との間に植えたクレマチス。
去年は二輪の花が咲きました。
今年は蕾が9個もついています。
今年も綺麗に咲いて、寂しさを紛らわせてくれたらいいな。